「なぁ、エス男、ユリ男、眠気覚ましに会話でしりとりしねぇか?」
「はぁっ!?何を言い出すんだ、お前は突然。
勝手にずかずかと部屋に入り込んで来たかと思えば、意味の分からん事を言うんじゃない」
「まんまだよ、しりとりと会話を一緒にして話をしようぜーっつってんの」
「へぇ、会話でしりとりかー、はははっ!面白そうだ!やろうぜ、ユリウス!」
「やらん!!私はそんな下らん事に時間を割いている暇はないんだ!
お前達もそんな下らない事をする位ならさっさと出て行け!私には仕事が有るんだ」
「だからさ、仕事の合間の気分転換ってヤツも必要だぞ、ってオレの優しさですよ」
「要するに、単には自分が面白ければいいって言うだけじゃないのか?
あ、勿論俺も楽しんでいるぜ。ユリウスが一緒なら尚更な!」
「何を勝手な事を言っている!私はそんな物には絶対に参加しない!」
「いやいやいや、そんなこと言ってるけどさー、とっくに会話でしりとり始めちゃってるよな?ユリ男はさー。
何だかんだ言ってやっさしーねぇ」
「エースの言葉に返事をしただけだ!お前達の下らんしりとりなんかに加わった覚えはない」
「いいじゃないか、そんなに照れるなよ、ユリウス!
本当は、俺とと一緒に会話でしりとりしたいんだろ?素直じゃないぜ」
「絶対に参加しないとか言ってた割にはノリノリだからなー。全く素直じゃないねぇ。
だからツンデレって言われるんだぞー?ユリ男君は」
「私をその訳の分からんネタに使うな!」
「何だよ、ユリウス。もうツンデレの意味について忘れちゃったのか?
あの時ちゃんと説明してあげたのに。いいか?
ツンデレって言うのは、普段はツンツンしてい」
「いらん!そんな説明等しなくていい!」
「いいねー、自分がやりやすいところで無理やり相手の言葉をぶった切り、
しりとりを続ける・・・、上級者って感じですよー?ユリ男さん。やっぱりノリいいな」
「〜ッ〜ッ!!何なんだ!お前達は先刻からどうしてそう私の仕事の邪魔をする。
会話でしりとりとやらがやりたいのなら、お前達二人だけでやればいいだろう」
「うーん、でも、二人だけでしりとりって、限界があるんだよな。
それに、ユリウスだってのけ者にされたら悲しいだろう?
俺は騎士だから、そう言う人の道に外れた事はしたくないんだ」
「・・・誰が人の道に外れた事はしたくない、だ・・・。聞いて呆れるな。
エース、お前はいつも人の道に外れた事ばかりしているだろう」
「うわっ!酷いぜ、ユリウス。俺は人の道に外れたことなんかしていないぜ?」
「絶妙なツッコミ・・・。ユリ男、お前何だかんだ言いつつ、しっかりオレ達にノってくれてるんだなー。
おかげで眠気が覚めて来た。この調子でオレの眠気を完全に覚ましてくれよ、頼む」
「無理だな。お前の眠気を完全に覚ますなど、この世界に居る誰にも出来ないことだろう」
「うん、それはそうかもしれないな!あ、でもアリスなら出来るんじゃないか?
さすがに恋人が同じベッドに居て普通に寝ちゃうってことはないよな?」
「何が聞きたいのかなー?卑猥騎士君。オレ、純情だから分からないねぇ」
「ええー!?嘘だろ!?まさか好きな子が同じベッドに居て手も出さずに眠っちゃうなんてこと、
幾らでもしないだろ?ユリウスだってそうだよな?」
「なっ!?何故そこで私に話を振るんだ!?」
「だって、ユリウスは普段ムッツリだから、
そう言う状況になったら逆に歯止めが聞かないんじゃないかって思ってさ。どうなんだ?」
「だ、だ、誰がムッツリだ!私はそんなことはっ・・・・〜ッ〜ッ・・・!」
「分かり易くていいねぇ、ユリ男は。初々しいムッツリだな」
「なっななななっ!」
「中々居ないよな、こんなに分かり易いムッツリも!」
「もうここまで来ると同性でも可愛い奴だと思うからスゴイよな、ユリ男は」
「はははっ!よく分かってるじゃないか、!ユリウスって可愛い所あるよな!」
「なななっ何を気色の悪いことを言っているんだ!お前達は!
いい加減に私の仕事の邪魔をするんじゃない!さっさと出て行け!」
「結構時間潰しになったかー。んじゃ、そろそろ・・・寝るか」
「っ!?勝手に私のベッドを使おうとするな!
大体、先刻は眠気が覚めて来たとか言っていたんじゃないのか?お前は」
「張り切ってしりとりなんかしたから眠気が増してさー。・・・おかげで、また一気に睡魔が襲って来て、
アー、だから、このまま睡魔とランデブーしたいんだよ・・・。
・・・あふぁ、ねみぃ、・・・しりとり終了ーってことで・・・」
「あはははっ!自分からしりとり会話を始めたのに、結局眠っちゃうのか。らしいな」
「・・・・・・・・ハァーーー、まったく・・・何なんだ、お前達は」
「・・・Zzz」
「うわ、もう寝ちゃってるぜ。俺も寝付きはいい方だけど、には負けるなぁ。
さてと、それじゃあ俺はそろそろ仕事に言って来るぜ!じゃあな、ユリウス!」
「・・・・・・・・・・ああ、さっさと行って来い」
「行ってきまーす」


「・・・・・・・・・ハァ」


(END)



後書き
エースを絡めると動かしやすくて連続で登場させてしまいました。
今回はしりとりDE会話第一弾!他の勢力でもやりたいなー。アリスも登場させて。
一応ルールの一部として最後が「は」→「わ」に変換も可能的な感じにして、
会話が成り立つようにしてみました。後は濁点は取り外し可能とかも考えてましたが、
結局そっちは今回使わなかった。
でもそう言ったルールを作らないとエースは特に最後が「ぜ」とか「な」とかが多くて、
後に続ける言葉を考えるのが大変なんですよね。
しかし、ユリウスが弄られっぱなしで可哀そうな事になったな(笑)。
ではでは、ここまでお付き合い下さった貴重も貴重な姫様!有難うございますvv


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