「アー、と言うことで会話でしりとり第3段IN薔薇園を始めようと思う」
「・・・はぁ、・・・、そう言う事は私の居ない所で楽しんでくれないか。
私はこの間の時間帯に十分付き合ってやっただろう」
「何がと言うことでなのかもちっとも分からぬ。
と言うか、わらわは分かりたくもないし、付き合ってやる気もない」
「うっわ、二人ともノリわるっ。オレ泣いちゃうゾー?」
「勝手に泣いておれ。そうだな・・・泣き疲れた頃になら相手をしてやっても良いぞ?
わらわの気分が向いたらの話だがな」
「ワァ、ビバ様、発言がいじめっこでーす」
「・・・・そもそも何故ここまで来てしりとりなんだ・・・」
「第二段までやって、
オレの睡魔とのランデブーを少しでも先延ばしに出来る有効な手段だと気付いたから、
ってことですかねぇ。って訳で、そろそろ始めませんか?」
「勝手に始めておれ。愚弟とおまえでな。言っておくが、わらわはやらん。下らぬわ」
「・・・私だってもう付き合うつもりはないさ。
姉貴、あなたの方こそ、日頃彼からアリスとの時間を奪っているんだ、その位付き合ってやったらどうだ?
その位してやっても罰は当たらないだろう」
「うるさい奴らじゃ、わらわはやらんと言ったらやらん。
まったく、折角の夕暮れ時だと言うに、おまえ達のせいで台無しではないか。
薔薇の美しさも半減するわ」
「悪かったってー・・・、と言いたいところだけどさ、
何だかんだ言って二人とも結局付き合ってくれて、オレ感激〜」
「・・・君はいつも楽しそうで羨ましい事だ・・・。
と言うか、何故私はまたこんな下らない事に巻き込まれているんだろうな・・・」
「何を言っている。コイツに薔薇園へ足を踏み入れることを許しているのはおまえだろう、愚弟」
「・・・いや、まぁそれはそうなんだが・・・、元はと言えば彼はあなたの所に滞在している人間だろう」
「うーん、つまりアレだな、結局二人ともオレをねっつれつーに慕ってくれちゃってる訳だ」


「「断じて違う!!」」


「うわー姉弟でハモったな。・・・まぁアレですか、嫌よ嫌よも好きの内っつーやつ?
ここの住人の愛情表現は飽きないねぇ、ホント」
「・・・・・・・・・・・・・、取りあえずわらわはおまえを今すぐ処刑したい気分じゃ」
「やってしまってくれて構わないぞ?但し、薔薇園の外で頼む。痕跡は綺麗に消しておいてくれ。
まぁ、その辺りは私も手を貸そう」
「上手くいけば可愛いアリスはわらわ達のものだしな」
「何かそこはかとなく目が本気なんですけどー?おいおいマジでオレのハートを狙い撃ちしたい訳か?
その手の熱烈さは白兎の宰相様だけで十分だぜ」
「ふふっ、せいぜい気を付けておくことだな。・・・まぁ、安心おし、
わらわはおまえのそのうつけっぷりもそれなりに気に入っておるからな。
今すぐにと言うのは取り消してやろう。
それに、可愛いあの子を悲しませてまで殺す必要性も感じぬ。
・・・熱烈等と言う暑苦しい単語は到底当てはまらないが、それでもわらわはお前が好きだよ」
「・・・くっくっく、よりによって姉貴にそこまで言わせるとはな。・・・まぁ、そうだな。
私も君の事は嫌いじゃない。エリオットの友人だと言う理由だけでなく、私を楽しませてくれる一人だ。
アリスもそうだが、余所者と言うものは本当に興味深い」
「いやいやオレ達から見れば、ここの住人の方がよっぽど興味深いってねぇ。
・・・っと、時間帯が変わったな・・・。ってことはアリスの仕事が終わる頃だ。
ふあ〜・・・う・・・眠ぃ・・・けど、多分アイツもこっちに顔出すだろうから、もうちっと我慢するかねぇ・・・」
「・・・遠慮せずに私の屋敷の部屋で休んでいればいい。
その間に私達が彼女を存分に持て成すとしよう」
「うむ、わらわ達に任せておれ。寧ろわらわだけでも十分満足させられるがな」
「何を言う。私だって十分に彼女を満足させられるぞ」
「そっち方面の話〜?キャーいやらしいー。
そっち系の満足度なら多分これ以上上げなくてイイと思うけどねぇ。
・・・じゃ、しりとりはこの辺にして、お茶会の準備ヨロシクな」
「ふふっ、珍しく目が笑っておらぬぞ、
「ビバルディのその鋭いところ、キライよ」
「・・・確かに、珍しいものを見せて貰ったな。お礼に望み通り君もお茶会に招待するか」
「姉弟揃って素敵な性格ですことー」


(END)



後書き
ひっさびさの男主更新〜!!出だしの部分だけは実は1年以上前から書いてました。
しかしそれから続かなくて止まってたと言う(笑)。
ビバルディが居ることで上手く進んだ感じです。
てか久しぶりに男主書いたら薔薇園姉弟よりも男主の性格忘れてて焦ったわい(苦笑)。
ではでは、何気にこの話を読んで下さる貴重も貴重な姫様方が居て下さるようで、
その姫様方に支えられる形で存続してる男主夢です。本当に有難うございます。
失礼致します〜vv


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