「・・・ドチクショウ。」
「・・・・・、私を睨むな、私だって被害者だぞ。」
「あれ?二人ともどうしてそんなに不機嫌な顔をしているんだ?
大体二人してそんな顔で引きこもりっぱなしじゃあ、
その内体や頭にキノコが生えてきちゃうかもしれないぜ?」
「ど阿呆のど畜生め!は引きこもってなんか居ないわ、
気分転換に時計塔から空を眺めていただけ。
もしも引きこもりが理由でキノコなんてものが生えるとしたら、そこの時計屋だけね。」
「なっ!?私にだってキノコなんか生えたりはしない!
・・・と言うか、どう言う会話なんだ、これは。下らない・・・。
いや、そんなことよりも、私には仕事があるんだ。
外出している暇なんかないし、
ましてやこんな下らない会話をしている暇なんかもっとない。」
だってそうよ。君らに付き合ってこんなことをしている暇なんかないわ。」
「はははっ!二人とも言ってることが殆ど被っているぜ。仲がいいよなぁ、羨ましいよ。」
「誰がだ!大体エース、お前が私達を無理やり引きずり出したりしなければ、
こんな無用な会話をせずに済んで居ると言うものを!」
「ええー?俺はただ今にもキノコが生えちゃいそうな友達と可愛い女の子を見過ごせなくて、それでこうして楽しい散歩に連れ出してやっただけだぜ?」
「いい加減にキノコから放れろ!
何度も言わせるな、私は仕事があるんだ。
元々私が外出を嫌っているのをお前だって知っているだろう!」
「楽しい散歩なんて言う単語をよく使えたものね、キチガイ騎士。
いい加減このの腕を掴んでいる手を放して。」
「嫌だ。だって、手を離したらは逃げちゃうだろ?
幾ら俺でもユリウスと二人だけでお散歩って・・・ちょっと寒い気がするし。」
「ならば私を放せ、この女と二人で散歩でも何でもすればいい。」
「あはははは!遠慮するなって、ユリウス。3人一緒の方が楽しいしな!」
「君たちは二人ともドぐされ野郎よ。巻き込まれているのはどう考えてもだわ。
3人一緒なんてひとまとめにするのは止めて、そして今すぐを放して。」
「まあまぁ、二人とも少しは落ち着けよ。
それにそんなに気が合う所を俺に見せつけないでほしいなぁ。
あんまり露骨だと俺が妬いちゃうだろ?」

「見せつけてなどいない!」「見せつけてなんかないわ!」

「あ、はははは!ほぉら、やっぱり凄く気が合ってるじゃないか。
あーあ、俺ってば疎外感だよなぁ。」
「・・・・・・・・・・エース・・・、お前と言う奴は・・・。」
「君は本当に最低最悪のイカレ騎士だわ。」
は相変わらずキツイ事を言うよな、ま、そこが可愛いんだけどさ。」
「・・・・・・・・・・・・時計屋、この男をどうにかして、仮にも君の部下でしょう。」
「私に振るな。と言うか、
私にエースがどうこう出来るものならばこんな状況には陥っていない。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「あ!二人で会話してないで、俺も混ぜてくれよ。」
「フン・・・!君を挟んで会話をしているんだから内容の中心が誰か位分かっているでしょう。」
「まぁそうだけど、あれ?もしかして二人とも、
何だかんだ言ってやっぱり俺の事が好きなのか!」
「・・・・・・・・はぁ!?」
「だって、そうだろう?だから俺の気を引きたくて俺を挟んでそんな会話をしていたんだ。
いやだなぁ、俺はもユリウスも大好きだからそんな事する必要ないのに!」
「・・・・・・どこをどうしたらそんな結論が出せるんだ、お前は!」
「殺意すら湧いてくるわ、君に対しては。」
「はははは!は熱烈だよなぁ。」
「・・・私は頭痛がして来た・・・。」
「うん?大丈夫か?ユリウス。やっぱりたまには外出しなきゃ駄目だぜ。
この程度で体調崩してちゃその内本当に体にキノコが生えるかもしれない。」
「誰のせいの頭痛だと思ってるんだ、お前は…!
・・・キノコ・・・エース、まだその話を引きずっているのか・・・。」
「君と会話をしていると疲労指数が極限状態に達するわ。」
「うーん・・・もユリウスも体力ないんだなぁ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・時計屋。」
「だから私にエースの事で話を振るな。」
「仕方ない、今回はこの辺で戻るか。」
「ど阿呆め。だったらここで手を放して。」
「私もここからは一人で帰る。」
「ええ〜!?それはないだろ、
3人でここまで来たんだからやっぱり3人で帰るのが一番だ。」
「それは君が勝手に・・・、っドチクショウ!!放せ!!」
「待て、エース!そっちは逆方向だ!!腕を放して私達を解放しろ!」
「どグサレ野郎!!そこは道ですらないわよ!!放せ!!」



「はははは!大丈夫、大丈夫!その内戻れるから、安心してくれよ。」




普通の会話が


   成り立たない


「俺、今凄く楽しいぜ!勿論二人もそうだよな?」