笑っていて、でも笑わないで

俺さ、あんたの笑顔ってすっげぇ好きなんだ。
見てるこっちまで幸せな気分になる。ずっとずっと見ていたくなる。
が笑ってくれるなら、何だってしてやりたくなるんだ。
例えにんじんケーキやにんじんクッキー、にんじんブリュレを5時間滞・・・、
いや、50時間滞我慢しろって言われても、
それであんたが笑って俺の側にずっと居てくれるって約束してくれるなら、
俺は我慢して見せるぜ!!・・・・多分・・・・・・。いいや!!絶対ぇする!!
その位あんたの笑顔が大好きだ!何よりあんたが大好きなんだ!!
・・・・・・・・・・・けど、何でだろうな・・・最近・・・あんたが笑ってても、
何か胸の奥がチクチクしちまう時がある・・・。
なんつーか、時計が軋むような音がするんだ・・・。
あんたの笑顔を見てすっげぇ幸せな気分なのに・・・、
周りに居る奴もの笑顔見てるんだと思うと、
・・・その、あんたが俺以外にも笑いかけてると思うとさ・・・・、
あんまり笑わないで欲しいとも思っちまうんだ・・・・・・。
へ、変だよな!?いや、分ってる!!分ってるんだぜ!?俺の言ってる事、
ムチャクチャだって・・・。
けど、の笑顔は・・・俺だけに向けられてればいいと思っちまうんだ・・・。
他の奴らにあんたの笑顔は見せたくねぇってさ・・・・。
・・・・・・・・・なぁ、、こんな俺のこと、嫌いにならないでくれよな?
頼む、、あんたに嫌われちまったら、俺・・・マジで死んじまう・・・・・・・・・。


(終わり)

後書き
ヒロAベースのエリオット。殆どアリスに対してと大差ない・・・。
殺し屋ヒロインやヒロB相手だとこうはいかないだろうなあ(笑)

Title by:群青三メートル手前
 
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愛情表現のうちの一つですよ

こんにちは、。どうやらえらくご機嫌の様ですね?
僕ですか?僕は・・・長いこと貴女に会えなくて苛々しっぱなしでしたよ。
ねぇ、。僕はずっと貴女を探していた。なのに全然会えませんでしたね。
どこに行って居たんですか?誰と会っていたんですか?
僕は貴女に外出を許した覚えはなかったんですけど、・・・本当に楽しそうに笑ってましたよね。
その笑顔、ハッキリ言って凄くムカつきます。
ええ、ムカつきますとも。だって、その笑顔は僕の為のものじゃないんでしょう?
さぁ、誰と会って来たのか言って下さい。
当然、僕のものに手を出したソイツは速やかに射殺して差し上げますから。
・・・そう、貴女は相手の男の名前を言わないつもりですか。
いいでしょう。この3時間滞の間に貴女が通過した場所に立っている人間は全て殺しておきます。
そうすればその中に僕のものに手を出した不届き者もきっと交っている筈ですから。
ああ、、貴女にはお仕置きを兼ねて消毒をしなければいけませんね。
僕は綺麗好きな兎ですから、雑菌だらけの所有物を放置しておくことなんて出来ないんです。
フフッ・・・笑顔が全くなくなってしまいましたねぇ。
でも知っていましたか?僕は、貴女のそんな表情が大好きなんですよ。


(終わり)

後書き
ヒロAベースのペーター。相変わらずダークな発言目立ちます。
アリスへの愛情とは違った意味で歪み切った方向の愛。

Title by:群青三メートル手前
 
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だれにもやらない

ねぇ、。俺最近マジで困ってんだけどさ、聞いてくれる?そう、俺の悩み事。
って言うか、ぶっちゃけあんたの話なんだけどね。
この俺を悩ますなんて、あんたってつくづく悪い女だよな。・・・そこで笑うなって。
・・・まぁ、いいや。この際悩み続けるより本人に聞いた方が早いって事に気付いてさ、
直球で聞くけど、、あんたって実際、今何人の男とこういうことしてんの?
え?おーい、そう言うボケ、いらないから。何、実践して欲しい訳?
それは勿論いいけど、それじゃいいように誤魔化されて終わるから今はパス。
なぁ、どうなんだよ?ああでも、答えによっちゃ・・・俺、あんたに何するか分かんないかもね。
あんたが俺の事をどの程度だと思ってるのか知らないけど、俺はマジだから。
すっげぇ好きだよ、あんたのこと。誰かに渡す位なら、ここで殺したい位にね。
・・・・・・・でも、それじゃきっとあんたが俺のものになってくれないだろ、
で?結局何人なんだよ。言っておくけど、はぐらかそうなんて考えない方がいい。
それって逆効果だからさ。・・・・・・・・・・・・うん?俺一人?
・・・へぇ、随分お約束な答えをくれたもんだね。
けど・・・あんたがそう言うなら、俺はそれを信じる。・・・いや、信じたい、かな。
ねぇ・・・でももしそれが嘘だって分かったら、俺は迷わずソイツを殺すよ?
あんたの目の前で殺して、あんたには俺だけだって知ってもらわなくちゃね。
俺の相談はこれでお終い。じゃあ、そろそろまたあんたを食べさせて貰おうかな。


(終わり)

後書き
ヒロBベースのボリス。ヒロAと違いどちらかと言うと珍しく振り回される猫(笑
でも今回は攻めて・・・るのかな?取りあえずヒロB相手だと押され気味

Title by:群青三メートル手前
 
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好きだよ、でも愛してはやれない

――――え?随分と陳腐な言葉で振ってくれるって?あはははは!そうかもしれないね。
だけどこれは俺の本音だ。君の事は大好きだぜ?本当に凄く凄く好きだ。
でも・・・愛してあげることは出来ない。俺にはアリスが居るからな。
彼女以外は無理なんだよ、俺にとってアリス以外は恋愛対象にはならない。
俺はの事は本当に好きだけれど、
君を抱きしめてあげることも、キスしてあげる事も出来ない。
俺の恋人はアリスで、俺は彼女しか見ていないからさ。



こんな時でも彼は爽やかな草原を駆ける青年みたいな笑顔を絶やさない。
は最後に残った下らないプライドをかき集め、
どうにか泣きだす様な真似だけはしなかった。


そんな姿、絶対に見せてやるか、馬鹿野郎!
ドぐされ男!!!腹黒騎士!!超ド級迷子!!
それから・・・それから・・・・・・


ぼんやりと彼の笑顔に視線を彷徨わせながら、
自分の気の済むまで罵ってやろうと心の中で毒を吐きまくる。
振られることなんか最初から分かってた。
アリスがエースを選んだ時点で、に勝ち目何かある訳ない。
プレイヤーの眼から見れば、
ここはアリスのゲームの為に存在してるような世界。
分かってた。分かってたからハッキリ振られてやろうじゃないかと思った。


それが何?君の事は大好き?凄く凄く?


は、そんな言葉が欲しかった訳じゃない。
そんな言葉、聞きたくもなかった。
が聞いてる答えはそんなもんじゃない。
キッチリハッキリ振ればいい。
なのに。


?」


その間も笑顔を見せている目の前の赤い騎士が、をひょいと覗きこんできた。
これが数十秒前に振った相手に取る態度だろうか。


「なぁ、・・・。そんな顔をしないでくれよ。言っただろう?
俺は君の事が嫌いな訳じゃないんだ。寧ろ凄く凄く好きだぜ?
だから――――」

彼の台詞が終わるより先に、はエースに背中を向けて走り去る。
優しい言葉なんか滑稽だし残酷だ。
切り捨ててくれればいい。
綺麗に泣かせてくれればいい。
こんな涙、虚しいだけだ。
こんな時にも『余所者』に優しい世界。

優しい・・・・・・・・・・。
違う。
残酷な世界だ。


(終わり)


後書き
尻切れ的なことに!と言うか拍手なのに中途半端な悲恋ですみません。
つかこれは今まで書いたエースの中で一番エースなのか???
と迷いまくった話になりました。どうなんだ!

Title by:ユグドラシル