ズバリ、結果から述べよう!
君はこの僕のあみだくじによって選ばれた凡人君だ!!
これからとある世界に向かい、そこでその世界の内側ってヤツをちょちょいっと見て来て欲しい!
え?意味が分からない?大体にして僕は誰でここはどこかだって?
いやぁ、はっはっはっは!ノープロブレム!そんな些細な事は気にするもんじゃないよ、凡人君。
まぁ見ての通りここは君達が俗に言う異次元空間ってヤツだね。
で、僕は見ての通りここの管理人さんと言うか神様的な存在な訳だ。
最近真面目にお仕事してたんだけどそろそろ疲れて来てね、ちょっとした遊びを思いついた。
暇つぶしとも言うかな。
ここにある無限の世界、無限の次元、この中に幾つか僕が興味を覚えた世界があってね、
その中のひとつを詳しく覗きたいと思ってるんだよ。
でもただ覗くんじゃつまらないし、だからって僕自身が飛び込む訳にも行かない。
ってことで、だ、ここで君の出番って訳だよ、凡人君!
おおっと、言っておくが、あみだくじで決めたとはいえ、
きちんと絞り込んで最終的にあみだになった訳で、あの世界と君の愛称は抜群だ、心配しなくていい。
みなまでいうな、大丈夫だ、この僕が大丈夫だと言えば大丈夫なんだよ。
なぁに、君にとっても悪い話じゃない。君がそこで何をするかは自由だし、どう動くかも自由だ。
その代わり、君は常にとある少女と関わって行く事になるだろう。
そうじゃなければ意味がないからね。
うん、僕が楽しめない、それじゃあ全く意味がない!
安心してくれ、その世界での君は『当事者』でありながら『傍観者』としての力を持っている。
そうでなければ色々なものを見て来る事が出来なくなるからね。
あの世界に居る限り君は不老不死だよ。まぁ、それにも条件が付く訳だが・・・。
ああそうだ、それから君、運動神経も悪くないみたいだったから、
ちょこちょこっともしもの時の為の防衛術や何かも備えさせてあげておいた。
それに君がこれから向かう世界は君も実はそれなりに知識のある場所なんだよ。
そう思うと少しは気が楽になるんじゃないかな?
まぁ、とは言え君は見守る者、『傍観者』でもある訳だから、
あの世界に大きな影響を与えられる様には出来ていないんだがね。
そうだな・・・もしかしたら、君がそれこそ強く強く願い、行動を起こせば新しい道も開けるかもしれない。
可能性はなくもないが、君は元々あの世界には存在しない人間だ。
まぁ、だからこそ自由に動く事が出来、制限も少ない!
なぜならばっ、この僕、狭間の神がついているんだからね!
うん?僕が何を言っているのかさっぱり理解できないって?
いやぁ、はっはっはっは!ノープロレム!!今分からなくてもあっちに行けばきっと理解出来るさ。
僕は君を信じてる、大丈夫、君なら出来る、応援してる!
と言うことで、だね、そろそろ僕も時間がないから説明はこの辺にして、行って来て貰えるかな。
心配しなくてもあっという間だよ。
ああそうそう、さっきの不死身で居られる条件と言うのはね、
僕が満足した時点で君はいつでもあの世界から自分の世界に戻れる仕組みになっているんだが、
もしも万が一君があの世界を選んだ場合は、その時点で君は『傍観者』としての力を失うんだ。
つまり不死身の体では居られなくなる。その世界の住民となる訳だからね。
え?どのくらいで僕が満足するのか分からないって?
そうだねぇ、目安になるものでも渡しておいた方がいいかな。
っと、はい、じゃあこれを渡しておこうか。このネックレスの石をごらん、今は綺麗な水色をしてるだろう。
これが水色の内は君はあの世界から戻れない。
だが、僕が楽しんで満足して、寧ろもうどうだっていいや、
飽きたなぁと思った位にこれが真っ赤に染まるんだ。
そうなれば君は君が望めばいつだって君の世界に戻れるよ。
心の中で強く元の世界の事を考え、戻りたいと願うだけでいいんだ!優れ物だろう!
いやぁ、はっはっはっは!ノープロブレム!!
君が居なかった間の時間は流れていないことになっているからその辺は大丈夫だ!
どこまでもご都合主義だって?それは僕がこの狭間の神様だから出来る事なんだぞ、
そこのところを忘れないで欲しい!
おおっと、そうだ、言い忘れていたが、君はあの世界じゃ不死身であっても無敵な訳じゃないから、
無茶をするのは余りおすすめしないな!


それじゃあ、君の記憶が僕を楽しませてくれる事を期待しているぞ、凡人君!!アディオス!!




(プロローグ)




アトガキ
脳内妄想もそこそこにぶっつけで執筆したら、
プロローグにしか登場しないキャラが今までで一番濃い感じになりました。
でも安心して下さい、これ以降コイツは登場しませんので。
しかし読み直したらものっそウザかった。
何かパニパレの沢登っぽい感じになってますが特に意識した訳じゃありません(笑)。
ではでは、ここまでのお付き合い、誠に有難うございます。失礼します