Bad morning!?早朝。 午前6時30分。 「バッドモーーーーニーング!!」 「っ!!!!????? ―――ブシュウッ 「ぎゃあっ!?何々!?何!?ななななんっ!!??」 休日と言う事もあり、未だにどっぷり夢に浸りきってた筈のその時間。 余りにも唐突に、唐突と言う表現すら生易しいその出来事。 ベッドから勢いよく飛び起きたあたしの顔からは何故か水が滴り落ち、 ベッドサイドには水鉄砲を手にしたキヨが立っていた。 咄嗟に状況が把握できず、ただ茫然とキヨに視線を移すあたし。 未だにうっすら膜のかかった脳みそを必死にフル稼働させ、 何が起きているのかを理解しようと努力した。 「ギャハハハハハッ!!すっげぇ、色気のねェ声! つーか、オマエ間抜け過ぎンだロ!その面!安心しロ!きっちりその顔も頂いてやったからなァ!」 呆然としっぱなしのあたしを指差し、ゲタゲタといかにも楽しげに笑い声を上げるキヨ。 その片手にはいつの間にかケータイが握られている。 あたしはそこでようやく現状を把握したのだった。 「ちょっ、な、何で、何でキヨがここに居る訳!?」 「はーア?そりゃ、オマエがオレ様に合鍵を渡したからだロ?キシシシシッ」 言って、奴は自分のポケットから取り出した合鍵にンーッゥとか言いつつわざとらしくキスをする。 確かにあたしは奴にこの部屋の合鍵を渡した。 それは認めるし、しっかり覚えてる。 だけど、そうじゃなく。 そんな問題じゃなく。 「今何時だと思ってんの!?てかどんなドッキリよ!?これは!!」 「アア?今はァ、6時35分だなァ?つーか、 今日はオレ様がオマエを迎えに来てやるって言っといただろーが。」 「き、聞いてないから!って言うか、会う約束してたのも明日でしょ!? 今日はどうしても外せない用事があるから明日にするって、あんたが言ったんだからね!?」 「アアー?そうだったかなァ?」 キヨはわざとらしくすっとボケると、ぼりぼりと頭を掻いた。 明らかにどこからどう見ても覚えてて忘れたふりをしてる。 いや、と言うよりも、キヨの奴の事だ、最初からそのつもりだったに違いない。 「・・・せめてベッドに被害のない奇襲の仕方して欲しかった・・・。 枕もシーツも濡れてるし・・・。」 ハアー。 盛大に溜息を吐きつつ、あたしはそう洩らす。 キヨに合鍵を渡した時点でそれなりの覚悟はしてたから、 まぁ半分はある意味で自業自得だったかもしれない。 ここまでキヨに対して悟りを開けた自分を今は褒めてやりたい気分だ。 っていうか、この位覚悟してなけりゃキヨの彼女なんてやってられない。 「ま、イイーんじゃね?どうせこれからまた濡らしちまうんだしよ。」 「いや、良くないから!てか、これから濡らすって、あんたまだ水鉄砲使用する気!?」 「ア?今更そんなことしてもオマエもう驚かねェだロ。それじゃあ意味ねーじゃねェーか。」 「あんたってホンット変わらないよね・・・。って、じゃあ何で・・・。」 あたしが言いかけたところで、キヨがベッドの端に腰かけ、更に両腕をあたしの腰に絡めてきた。 「、オマエ分かってンのか?1週間だぜ?」 「・・・え?な、何が・・・。」 「トボケてンじゃねェーよ。それともオレ様の口から言わせてェのか? オマエも好きだなァ。キシシシシッ」 「だからな――――っ・・・・・・・・・・!」 ベロリ。 キヨはいきなりあたしの首筋に顔を埋め、そこを舌で舐め上げた。 咄嗟にビクンと大げさに体を震わせるあたし。 「1週間以上・・・シてねェだロ?」 「・・・・・・・・っな、だ、だってそれは・・・」 キヨの言わんとする事をようやく理解したあたしは、反射的に視線を泳がせた。 この1週間、お互い色々と忙しくて、でもそれでもキヨはどうにか時間を作って会いに来てはくれてた。 勿論その時間も短かったりする訳だけど、それでもまぁ、 こんなあたし達でも世間一般で言う恋人同士だから、それなりに甘い雰囲気にもなった訳だ。 だけど、ここ1週間、多忙すぎる疲労+ヲトメの事情が重なり、あたしはキヨを受け入れることが出来なかった。 キヨの奴は何だかんだと言いつつも、 あたしの体を気遣って強引にことを進めようとはしなかった訳だけど。 ―――――その付けが、今、回ってこようとは。 「き、キヨ・・・、こんな朝っぱらからそれは・・・」 「カンケーねェ・・・。つーか、こっちはオマエが足りなくてマジでヤバ過ぎンだヨ。」 言いざま、キヨがあたしの唇に自分の唇を強引に押し当てる。 唇が重なった途端、奴の舌がぬらぬらとあたしの口内に侵入し、所構わず這い回り始めた。 そして、あたしの舌を絡め取り、キスを更に濃厚にする。 そうしながら、キヨはあたしのキャミソールをゆっくり捲り上げた。 長く節くれだった指が胸の先端を摘み、同時に掌で膨らみを揉みしだく。 触れられた部分が一瞬にして熱を持ち、汗ばんだ気がした。 「・・・っ・・・!」 咄嗟に声にならない声を小さく洩らすあたし。 口内はもう二人分の唾液が混ざり合って溢れ始めていた。 キヨが指先で突起を転がすようにこりこりと動かすと、 何とも言えない痺れがあたしの背筋をゆっくり電流の様に這って行く。 この状況に既に思考が蕩けそうになっているあたしは、相当イカレてると思った。 「、・・・もう感じてンだロ?・・・オレ様の言ったとおり、 ゴクリと喉を鳴らして唾液を飲み下したキヨが、囁くようにそう言って、低く笑う。 更に、奴はあたしの顎に伝った雫もベロリと赤い舌で舐め取った。 「キヨ・・・っ、・・・ンっ・・・!」 唇。 再度、奴に噛みつくみたいにして塞がれる。 キヨはどうにかあたしの上に乗っていた掛け布団を乱暴に下へと押しやると、 唇を合わせたまま、あたしをベッドへ押し倒した。 「1週間分だからなァ?今日だけじゃ足りねェ・・・。 丸々2日間、絶対ェオマエを放してやらねェつもりだから、覚悟しとけってなァ?・・・。」 言ったキヨがグイと口角を上げて笑って見せた。 その目が、いやに熱を帯びてて、あたしは結局、無意識に頷いてしまって、いた。 (END) あとがき
最初と最後のテンション違うやないかーい!・・・と言うツッコミはなしでお願いします。
何が書きたかったかと言うと・・・微エロものが書きたかっただけで(略) ルビー聞いてたらなんかこう(笑) そしてそれとは別にB6もT6もやっぱ大好きだなぁ・・・なんてしみじみ思った今日この頃です。 ではでは、ここまでお付き合い下さった姫様に溢れんばかりの感謝の気持ちを! 有難うございます!失礼致します |