First battle!


「フン、転校生とは言えこの俺を知らんとはな。そのヒンソウな脳に刻み込むがいい。
俺は真壁財閥次期総帥、真壁翼だ。貴様とは家具の違うPerfectな人間だとよく覚えておけ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「フッ、どうした?驚きすぎて声も出んか。そうだろう、
この俺の前ではお前程度のシミッ垂れた人間は霞んで見えるからな。なぁ、永田。」
「はい、翼様、おっしゃる通りです。」
「クックック・・・、ハァーハッハッハッハ!!」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・言いたい事はそれだけ?んじゃ、今度はこっちから言わせて貰うわね、
どぐされ頭の可哀想な思考の坊ちゃま。」
「What!?おい、今何と言った!?」
「どぐされ頭の可哀想な思考の坊ちゃまつったの。つか、貧相な脳はどっちよ、家具じゃなくて格でしょうが!
しかも真壁財閥だか何だか知らないけど、だから何って感じなんですけど!?
どこぞの社長だろうと他人にとってはただのオッサン、あんたも同じよ!
どこぞのご子息様だろうとただの頭の悪い高慢不遜な男子高校生!
初対面の相手に対するマナーもなってないくせによくもパーフェクトなんて言えたもんね!?
マジで笑う!マジで受けるんですけど!?」
「なっ!?き、貴様・・・!この俺を馬鹿にする気か!?」
「うるさいわ!!人のことさんざコケにしといてあんたが言うな!それから・・・そっちの、永田さん?」
「ええ、永田です。」
「あなたも!!秘書だったら自分の主が人として恥ずかしくないアドバイス位して下さい!
権力とカリスマ性だけで常識も教養もないなんて漫画やゲームの世界でだって今日日通用しないっての!」
「はぁ、それはまぁ、仰る通りですね。」
「永田!!何をナットウしている!!」
「なっとく、納得ですよおおお、坊ちゃまぁあ!?」
「Shut up!口がスベっただけだ!」
「それでいくと翼坊ちゃまは毎回お口が滑ってらっしゃるんですね。初めての会話で2度もですか?
あははははははは!!!!!」
「笑うな!!何なんだ!?お前は!この俺にそんな口のきき方が許されると思っているのか!?」
「許すも許さないもない!!初対面の人間に対する礼儀もなってないような常識外れのどぐされ野郎のくせに!」
「クッ・・・さっきからドグサレ、ドグサレとレンコンしおって・・・!」
「レンコンじゃなくて連呼だろうが!!ようも滑りまくりのお口デスコト!!」

「・・・初対面にも関わらず、翼様に立ち向かう勇気、そして見事なツッコミ・・・。
これは只者ではないと見ました。」
「永田!!カンシンしている場合ではない!!このヒンソウでキョウボウな女をどうにかしろ!」
「貧相で凶暴な女!?あたしは礼儀知らず相手に持ち合わせる気遣いなんて持ってないだけ!
っていうか、永田さん、まさかいたいけな女子高生にお触りする気じゃないですよね!?
悲鳴上げてやる!訴えてやる!」
「誰がお前みたいなヒンソウな体の女にお触りなどするか!永田は俺の秘書だぞ、
そこまで女に困っている訳がないだろう!」
「はぁ!?信じられない、この坊ちゃま!マジ最低どぐされ野郎!!」
「Shut up!俺はドグサレてなどない!」


「翼様とさんとの会話、初対面とは思えぬほど素晴らしく弾んでらっしゃいますね。
もしやお二人とも、案外気がお合いになるのではありませんか?」



「What!?何を言っている!永田!」「はいい!?永田さん!?」
「ふ・・・タイミングもばっちりでございますね。」


「「どこが!!」」
「素晴らしい、翼様も新しいご友人を得られて何よりです。」


「Stop messing around!!永田!いい加減にしろ!」「ふざけないで下さい!永田さん!」
(ふざけるな!)
「ですが、先ほどから息が合っていらっしゃいますよ?」


「「こんな奴、こっちから―――  「願い酒だ!!」」「願い下げよ!!」


「さすがにここまで来ると見事ですね。」


「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」」


END


あとがき

微妙な終わり方をしてしまいましたが(苦笑)一応ヒロインと翼の初めての会話です。
名前変換が一度しか無くて申し訳ないです。
そして私の書く翼は毎度限りなくギャグ要因に近い感じになってしまって…。
違うんだ、お笑い的な意味だけじゃなく好きなんだぞ、本当に(説得力薄し)
ではでは、ここまでのお付き合い、誠に有難うございました!失礼します。