「これはこれはさん、書類の整理ですか・・・、クク、有りがたいですよ、とても・・・。
おっと突然失礼ですが、伊達生徒会長の居場所はご存知ではありませんか?」
カタカタと、パソコンのキーを叩く音だけが響いていた室内。
そこへ姿を現したのは長い銀髪を腰まで伸ばした女面の生徒会役員・会計補佐の明智光秀だった。
私はキーを叩く手を止め、視線を上げる。
ふと奴の隣を見れば、僅かに眉間にしわを寄せ、不機嫌そうな表情を晒した会計の毛利元就の姿もある。
余りにも見慣れたこの状況に、私は大きなため息と共に口を開いた。
「・・・いちいちあの男の居所を私に聞くな。金魚のフンじゃあるまいし・・・。
私よりも片倉にでも聞いたらどうだ、そっちの方が知っている確率も高いだろう。」
「フン・・・あの男も校内に始終居るわけでもない。
だが・・・伊達の所在を確認するにはそなたを見つけた方が早く済むと言うことは、
最早実証済みであろう。」
鼻を鳴らしてそう言うと、毛利は僅か皮肉めいた様子で微かに口元を曲げて見せた。
更に隣に居る明智が相槌を打つ。
「フフ・・・そうですね、君・・・貴方がここに来てから既に過去4度・・・・、
我々は貴方の側に居た伊達生徒会長を捕まえることに成功しています・・・。
これは実に、珍しいことですよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・残念だったな、今回はアイツはここには居ない。
仮にもここは生徒会室の一部だ。あの男も場所を選んで身を隠すだろう。」
「灯台下暗し・・・と言う諺がある・・・が、今回はそなたの言う通りかもしれぬな・・・。
明智、新校舎の会議室をあたれ。我は5階の資料室に足を伸ばす・・・。」
言い残し、毛利は速やかに私の居る室内から去って行った。
既にここには用なしだと踏んだに違いない。
明智も私に軽く頭を下げ、そのまま廊下へと出て行った。
ここに来てから一体何度、あの二人が伊達政宗を探して校内を奔走する姿を目にしただろうか。
そして奴らの言うとおり、その内の幾度かはあのドくそ野郎は私の側に居たこともある。
あの男は邸内でもこの学園内でもことあるごとに私に用を言いつけ、
更に自分の側につくことを強制させていた。
ドくそ野郎。
奴の邸にぶち込まれて約一月半。
もう何度こうして毒づいてきたか知れない。
私は再度、深く大きなため息を吐いてから、再び手元の資料に視線を落とした。
「しつこい連中はやっと行っちまったみてぇだな・・・。
クック・・・あの様子じゃ・・・当分ここにゃ戻って来ねぇだろう。
感謝するぜ?。」
「!?」
背後。
全く突然に、あの男、伊達政宗が姿を現し、そう口にした。
私の後ろには出入り口となるドアなどは無く、書棚と観葉植物のみしか存在していないはずだ。
にも関わらず、この男は至極当然の様な顔をして私の背後に立っている。
「貴様・・・どこから!?」
「HAHA!期待通りの反応だな。答えは簡単だぜ、この部屋には俺だけのprivate roomがある。
勿論・・・他の連中には知られちゃいねぇがな・・・。」
言いながら、奴は私の椅子の背もたれに手を掛けた。
その瞬間、男ものの香水の匂いが、私の鼻を掠める。
「・・・・・私の側から離れろ、伊達政宗。
それにいい加減に仕事に戻ったらどうだ、提出期限の迫ったものもかなり溜まって居た筈だ。」
「提出期限ねぇ・・・AH-・・・確か1週間後だったか。まだまだ余裕だろ?」
奴は僅かに唇を曲げて笑んで見せると、不意に私の頭に屈み込んで来た。
「っ!?」
「アンタ・・・・いい匂いがするな・・・・。男装してても女は女ってとこかい。
いいねぇ、こういうのは逆にそそるもんだぜ?」
「止めろ、近寄るなと言った筈だ。」
私は至近距離まで詰めて来ているあの男の体を押しのけるようにしながら言った。
だが、その程度でこの男が引く筈はなく、寧ろ私の両腕を空いている片手で拘束し始める。
素早く意図を読み取った私は、益々力を込めて抵抗し続けた。
しかし、奴は易々とそれを受け止め、私の両手首を片手で掴んで余裕めいた表情と共に封じた。
「おいおい、、この程度で興奮してんじゃねぇよ。余りオイタが過ぎるとお仕置きすることになるぜ。」
「・・・・何を・・・・!?」
言いざま、奴の唇が私の唇スレスレまで近づく。
私は首を左右に動かし、それを振り切ろうとした。
どこまでもふざけた野郎だ。
奴はいつものクソ忌々しいニヤけた顔で更に続ける。
「OK.OK.丁度眠け覚ましに一発欲しいとこだったんだ。ちっとばっかし付き合ってもらうぜ、。」
「・・・・くっ・・・・放せっ!」
「喜べよ、。俺とアンタの楽しいpartyの始まりだぜ。Let's get naked and have some fun!
最も・・・・アンタにゃ最初から選択権なんざねぇんだがな。」
伊達政宗はくくっと喉の奥で笑い、さも楽しげにそう告げた。
奴の歪んだ笑みで、反射的に私の脳内に危険信号の様な警報が鳴り響き始める。
「アンタを俺のprivate roomに案内してやるよ、。ここじゃちっとばっかしthrillがあり過ぎるんでな。」
「貴様…何を……!?」
にやり。
私の問いに、益々奴が唇に笑みを貼り付ける。
そして私の両手を封じたまま、私を強引に椅子から立ち上がらせた。
「partyの内容は口に出しちまっても面白くねえだろ?安心しな、いいコにしてりゃ、手荒な真似はしねぇ。」
「!?貴様・・・・・・・・・!」
奴の唇が私の耳元に寄せられ、直接言葉を鼓膜に響かせるようにして低く囁きかけてきた。
湿り気を帯びたあの男の吐息に、背筋をぞくりと何かが駆け抜ける。
それが何なのかなど知りたくもない。
私はドくそ野郎の手から逃れようと力の限り抵抗した。
だが、先ほどと同じく奴はそれを物ともせずに自らがやろうとしていることを進めて行く。
半ば引きずられるようにして、私は書棚の前まで連れて来られた。
ヤツは私を拘束したまま、片方手元で何かを操作しているようだった。
不意に、書棚が左右に滑るようにして動き、その陰に扉が出現する。
更にその扉が自動的に開かれ、伊達政宗は私と共にその中へと足を踏み入れた。
そして私とあの男が部屋の奥へと進むと、再び扉は閉まり、
恐らく書棚も元通り何ごともなかったかのように閉じられたのだろうと察せられた。
「くっ・・・放せ!私をこんな所へ連れ込んで、どうするつもりだ・・・・!?」
知らず知らず、私の声が大きくなる。
こんな男の為に取り乱す自分の姿を晒すなど普段なら到底耐えられぬことだが、
今の状況からそんな事を気にしている余裕さえ私にはなかった。
「クックック・・・口で説明すんのは無粋ってもんだ、。実践してやるからあんまり暴れんじゃねぇぞ。」
「・・・っ!!!??やめっ・・・っ・・・!」
頭の上で両手首をひと括りに封じられ、背中を硬い壁へと押し付けられる。
私の力の限りの抵抗さえ、ヤツには腕の中でもがく獲物が見せる余興のようにしか思えていないようだった。
あの忌々しい嫌味な笑みで、喉を鳴らして笑い続ける。
隻眼が肉食獣独特の残酷さを秘めているようにさえ思えて、私は怯みそうになる気持ちを心のうちで必死に叱咤した。
このドクソ野郎の思い通りになるなんて真っ平御免だ。
今までどれだけの屈辱を与えられたかを考えると、それだけで腸は煮えるどころか破裂しそうな勢いだった。
それを更に上塗りさせるような真似は絶対に避けねばならない。
このクソったれをこれ以上図に乗らせるような真似だけは。
だが、私の思いとは裏腹に、奴は速やかに己の欲する方向へとことを進めていこうとしていた。
―シュルリ
いつの間にか器用に解かれた私の制服のネクタイが、微かな音と共に首元から引き抜かれる。
そして奴はそれを頭上で押さえつけられている私の両手首に素早く巻きつけ、
決して解けないと思われる程の力で結んだ。
「何の真似だっ・・・・!?止めろ・・・!っくっ・・・!!」
「ちぃとキツく縛りすぎたか?安心しな、。手首に跡が残るようにゃPlayはしねぇよ。」
「っ!!??貴様ぁっ・・・・!」
「HAHA!まだ興奮するにゃ早いぜ?」
「っ何を・・・・!!!??」
奴の片手が私の制服のブレザー次々と外していく。
体を捩って抵抗を試みるが、それが成功しているのなら私はとっくに奴から解放されているはずだ。
あっと言う間にブレザーのボタンは全開になり、
伊達政宗の骨張った指先がシャツのボタンへと移された。
「っ止めろ!」
「アンタのその攻撃的な怒鳴り声を、喘ぎ声に変えてやる。
その瞬間を想像するだけでもぞくぞくするぜ・・・。」
再度、奴が私の耳元に囁きかけるようにそう口にする。
更にアイツは私の耳朶からその周辺にかけてを、味わうようにしてねっとりと舌を這わせ始めた。
無意識の内に、私の体が反応するようにビクビクと震える。
私は必死に首を左右に振って自分自身の内からわき上がろうとしている、その何とも言えぬ衝動に抵抗しようと試みた。
が、あの男の頭のせいでそれも叶わない。
その間も奴は私の耳元を舌先で触れたり、全体で舐めまわしたりと、容赦なく攻め立てていた。
「っ・・・放せ・・・!!この・・・ドクソ野郎・・・!」
「AH-・・・ドクソ野郎ねぇ・・・、そりゃ頂けねぇ言葉だな・・・。」
しかし、そう口にするあの男の口調には余裕と笑いが含まれている。
僅かに私から距離を取り、此方を見下ろすその隻眼を、私は今すぐにでも思い切り叩き潰してやりたかった。
羞恥と屈辱で顔を赤くしたまま、私は奴を全身全霊の敵意と共に睨み付ける。
伊達政宗はそれを口元を歪めて一笑した後、私のシャツのボタンを全て外し終え、私の胸元を無遠慮に眺め回した。
「Hmm・・・アンタ胸にさらしを巻いてたのか・・・。だが・・・元々それ程の大きさはねぇんじゃないのか?」
「っ!!??やっ・・・止めろ!」
懇願するような口調にだけはならぬように微かに残ったプライドを保ちながら、
それでも声が掠れてしまうことは私自身どうしようもなかった。
無論、このクソ忌々しい隻眼のどクソ野郎が私の制止の言葉など聞き入れる筈もなく、
さらしとして胸に巻いている白い布に容赦なく奴の手が伸ばされる。
「いやだっ・・・!!放せっ・・・!!!やめっ・・・!」
緩められたさらしは、私の抵抗も虚しく不愉快な程に器用に私の胸元から肌蹴落とされた。
両手の自由が奪われている為、私は奴の目の前に晒された胸元を隠すことさえ許されない。
温度調整され心地よい筈の室内の空気は、それでも肌に直に触れると僅かに肌寒さを感じた。
だが、今はそんなことよりもこの屈辱極まりない姿をこの男の前に晒していると言う事実が私の心を支配していた。
「アンタ・・・さらしは何時から巻いてんだ?こんなもんで押さえ込んでちゃ胸の成長も止まっちまうぜ?
クックック・・・ま、今は巻いてなきゃ仕方のねぇ状況ではあるがな・・・。大きさはねぇが・・・形は悪かねぇ。」
「黙れ・・・!!!」
喉が引きつるのではないかと思われるほどの大声で、私は言った。
最低だ。
この男は。
勿論、そんなことはとうに判っていた。
だが、今この時、例えあのドーベルマンが側に控えていようとも、そしてこの男に敵わないと判っていようとも、
両手が自由ならば間違いなく私はこの最低野郎に殴りかかって居たに違いない。
不意に、奴が私の胸元に屈み込んできた。
そして、アイツの舌先が私の胸の突起に触れる。
「っっ・・・!!!」
ビリリ。
たったそれだけで、微弱な電流のような物が私の体を駆け抜け、
私は声を上げそうになるのを抑える為、唇を噛んだ。
奴は私のそれを完全に口に含むと、口内で転がすようにして弄び始める。
私はこの男に自分の体が「雌」として反応することなど、絶対に許せなかった。
「男にこんな風に触れられるのは初めてだろ?。だが・・・アンタの体の感度は最高だぜ。
I can vouch for that.」(俺が保証する)
「だ・・・黙・・・れっ・・・!」
言葉を発すると同時に、体がしなり、声が掠れる。
奴は舌先で突起を執拗に弄び、あのクソ忌々しい隻眼で私の表情を見て取りながら、
満足そうに口角を上げた。
ガクガクと私の足元が震え始め、力が入らなくなっている。
だが、私はそれをこの男に悟られまいと自分の体を必死で支えようとしていた。
「ァ…はぁっ・・・ック・・・」
「いいねぇ、アンタ・・・。思った以上のSweet voiceだぜ。」
突起を口に含んだまま、奴は熱を込めた低音でそう囁く。
反論の言葉を口にしようと私が唇を開きかけたところで、
伊達政宗は私の制服のベルトに片手をかけた。
「!!やっ・・・きさ・・・まっ・・・!!」
「大人しくしてりゃ、気持ちよくさせてやるから安心しな。honey?」
言いざま、奴が頭上に括り上げている私の両手を自分の後頭部に回した。
既に抵抗力の半分以上を奪われている私は、半ば縋るようにそれに従ってしまう。
そんな己の姿が恐ろしく情けなく、更にそれを強制させているこの隻眼の男がこの上なく忌々しくてならない。
やがて奴は先ほどネクタイを片手で解いた時と同じように器用に私のベルトを外し、
何の躊躇いも見せず私のズボンのチャックに手を触れた。
「おいおい、もう息があがってるぜ。俺が慣らす前にイッちまうなんてこた、ねぇよな?」
「っ!!やめっ・・・やめっろ・・・ァ!」
懇願にも声になることを、私自身もう止めることが出来なくなっていた。
奴が私の制止に耳を貸すなどするはずもなく、
チャックが下ろされたと気づいた瞬間には既に伊達政宗の掌が私の内股に直に触れ、
骨張った指が下着をなぞる様に動き始めていた。
「いや・・・っ・・・だ、やめ・・・」
「、アンタ、男を知らない体にしては、いちいち反応が扇情的だねぇ。
俺がアンタを変えてやる・・・じっくりとな。俺の前じゃ女としてしか動けねぇ体にしてやるぜ?」
低く囁く、独特の低音。
脳内を犯すように奴の言葉が耳に、体にこびり付く。
首筋にねっとりと舌を這わせながら、奴はまた喉の奥でくくっとクソったれな笑いを響かせた。
この男のこの笑いを耳にするたび、私の胸の中にある怒りと憎しみは益々増徴していく。
「ッ・・・っっ・・・!!!!!!」
「男として振舞っていようが・・・感じる部分は女だ・・・なぁ?。」
―ビクリ。
長い指が私の下着の中へと侵入し、私の体が大きく脈打つ。
半ば悲鳴に近い声を漏らしそうになり、私はそれを寸での所でかみ殺した。
瞬間。
― 〜〜♪
何処からか聞こえる、携帯の着信音。
奴の動きが止まり、訝しげに眉間にしわが寄る。
「Holy shit!小十郎か・・・ったく、間の悪ぃ・・・。」
ぶつくさとそう口にし、奴は自分の制服の上着のポケットを探るとケータイを取り出した。
私の腕を自分の体からゆっくりと外し、少し離れた場所へと歩いていく。
「ああ、俺だ・・・。・・・ああ、・・・そうかい、そりゃ仕方ねぇな・・・。・・・OK.すぐ行く。ああ、・・・ああ、それじゃあな。」
溜息と共にケータイ再び内ポケットへとしまいながら、奴は私に視線を移した。
私は無言であのどぐされ野郎に敵意を込めた視線を返す。
自分が今どれだけ情けない状況で居るのかは嫌というほど分かっていたが、
それを甘んじて受け入れられるほど私のプライドは低くは無かった。
「お楽しみの最中だったが仕方ねぇ。、続きはまた今度だ。制服整えたらさっさとここを出て行くんだな。
俺は先に邸に戻る。小十郎の奴が迎えに来るからそのつもりで居ろよ。」
「・・・・・・・・・貴様程最低で下品な野郎を私は知らない・・・。」
「クックック・・・まだそんな口が叩けるってかい?いいねぇ、次は最後まで行くから楽しみにしてろよ、。」
「黙れ・・・・・・!!」
ドくそ野郎!!!!
最低で低俗のどぐされ男。
奴を貶し罵る言葉なら、山程口に出来る。
だが、奴は熱くなった私を小ばかにしたようにして楽しむに違いないのだ。
私は唇を噛み締め、最早殺意に等しいほどの敵意を奴にぶつけた。
「おっと、行く前に手首のネクタイ位は解いてやるぜ。」
「・・・近寄るな!!」
「Ah-・・・俺はいいが、アンタ、そのままじゃ制服をまともに整えることも出来ねぇぜ?
それともそのままこの部屋から出て、他の奴らに俺とナニをしてたか教えてやるか?
随分と激しいPlayだったと思われちまうなぁ。いや、その前にアンタの性別もばれちまうか。」
ニヤリ。
そう言って口角を上げて哂う奴の唇を、今すぐ引きちぎってやりたい程の衝動に駆られながら、
私は再び無言で伊達政宗を睨み付けた。
だが奴は全く気にした様子も見せず私に近づくと、私の両手首を括っているネクタイを解いた。
あれほどキツク絞まってと思われたネクタイが、いとも簡単に解かれ、私の両手が解放される。
奴は私のネクタイを無造作に床に落とし、
僅かに乱れていた自分の制服を整えると、出口へ向かって歩いて行った。
「10分後に小十郎がここに迎えに来る。それまでに支度を整えときな。じゃあな、。」
言い終えてすぐに、奴はこの隠し部屋に私を残して出て行った。
私は悔しさと情けなさで体を震わせながら、床に落とされた布さらしを拾い上げた。
涙が込み上げて来そうになっていることすら腹ただしい。
奴の言葉や、手の感触、そして唇の感触などが生々しく体のあちこちに残っている。
普通ならば嫌悪感で吐き気がしそうな状況にも関わらず、
私の体は全く拒否感を現していなかった。
それどころか今も体の芯が何か熱に近いものを訴えているようで、
私はその忌々しい感覚に自分自身に怒りを感じていた。
ぎり。
何度目かに噛み締めた唇から、じわりと鉄分を含んだ血の味がする。
私はそれから一度目を閉じ、深呼吸をすると素早く身支度を整え、
最低の記憶を刻んだその場所を後にした。
(終わり)
!
後書き
このシリーズ、時間軸とか色々バラバラなので、その辺は目を閉じて頂けると嬉しいです(ははは・・・
しかもメチャクチャ久しぶりに書いたから政宗もヒロインも性格が何か違う気がする・・・。
前後編にするつもりだったので、長ったらしくなってしまいましたが、最後とか収めるのに苦労しました。
もうこのシリーズの政宗・・・やっぱり他の話よりもこう・・・酷い?気がする。
本当は手首縛ったまま放置も考えたんですけど・・・。
ではでは、ここまでのお付き合い、誠にありがとうございます!失礼します
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