四六時中。
常に一緒になんてそんなこと出来る訳もない。
と言うより、俺はそんなことは望んじゃいない。
いつでも一緒と言えば聞こえもいいが、つまり、それが現実になれば、
俺のこの血に汚れまくった掌の原因も、、あんたに曝け出さなきゃなんなくなる訳だ。

それはちょっと、勘弁だね。

なんて事を考えながら、それでも戦から戻ってすぐに、あんたのとこに飛んでっちまう俺自身、
相当取り返しがつかねぇ位にあんたにハマってるんだと自覚する。

人肌が恋しいんじゃないぜ、俺は、あんたが恋しくて堪らないんだ。

やーれやれ、俺ってばマジで、イカレちまってるよな。




【24-7】




「佐助様、お帰りなさいませ。」
「はいはい、只今帰りましたっと!、久し振り、変わりない?」
「はい、私は・・・・っ・・・!?」

開けられた戸口。
出迎えたを、佐助は挨拶もそこそこにその腕に絡めとる。
突然の抱擁に頬を染めながら、それでも彼女は抵抗をしようとはしなかった。

「ハァー・・・やっぱはいいね、こうしてるだけで安心するわ。」
「佐助様・・・・。」

微笑と共に、彼女も佐助の背中へと細い腕を回す。
そして彼の胸へと顔を埋めた。

「私も、こうして佐助様に触れているときが一番安心です。」
「可愛いこと言ってくれちゃって、参るね、あんたには。」

言いながら、佐助は彼女を腕に抱いたまま室内へと足を踏み入れ、後ろ手で戸を閉める。
更に戸をの背に押し付けると、彼は屈み込んで彼女のふっくらとした唇に口付けた。
すぐにの柔らかな唇を割るように挿し入れられた佐助の舌を、
彼女はぎこちない舌使いで向かい入れた。
幾度、こうして口付けを交わしたか知れない。
だが、彼女の反応は未だ初々しく、佐助はその度に欲を煽られるのだった。
ねっとりと、執拗に、舌を巧みに蠢かせ、彼は彼女の口内を丹念に味わう。

「・・・っん・・・・・・っ・・・ふ・・・・・・」

合間に漏れるの掠れた甘さを含んだ声に、佐助の鼓膜がびりびりと震えた。
次第に彼女の身体に回した彼の腕に力がこもり、熱が上昇する。
互いの唇を僅かに離せば、それを繋ぐ銀の鎖が名残を持って二人の顎を伝った。
は思わず羞恥に更に頬を染め、視線を彼から逸らす。
だが、佐助はそれを許さず、彼女の顎を掴んでその濡れた唇に舌を這わせた。

・・・悪いな、俺ちょっと我慢できそうにないわ。」
「え・・・っ・・・・あ・・・あの・・・。」

一瞬、彼の言葉を理解しかねた様に、が戸惑いの表情を見せる。
佐助は苦笑し、片手を彼女の帯紐へと伸ばした。

「あ・・・。」


シュルリ。


紐が腰から抜かれ、彼はそれを彼女の前へと軽く掲げて見せる。

「こーいうこと・・・なんだけど。」
「佐助・・・様・・・。」

赤く染まったの頬が、この上なくその色を濃くした。
暫く後、彼女は視線を伏せたまま、ただ小さく頷いた。
肯定。
了承の意味での行動だ。

「うほ!やっぱあんた可愛いすぎだわ!」
「っ・・・佐助様ったら・・・・あっ!」

不意に、彼女の足が床から離れ、佐助によって身体を抱きかかえられる。

「立ったままってのもありだけど、それじゃにちゃんと触れらんねぇから、
ここはやっぱり畳の上が1番かね。」
「・・・っ・・・佐助様!」

彼の言葉に咎める様な視線を向け、が声を上げた。
佐助はそれに構わず瞬時に移動し、言葉通り、彼女を畳の上へと横たえる。
そして器用に帯を解いていきながら、再度、
目の前のふっくらとした艶のある彼女の唇に喰らいつく。

「・・・ん・・・ぅっ・・・」

佐助は漏れ出る声さえ絡みとる如くぬらぬらと舌を使い、熱い息で彼女が呼吸する術をも奪っていく。
守備よく肌蹴けさせられた着物の下からは、眩しいとさえ思える程に透き通った白い肌。
佐助は自らも手早く衣服を脱ぎ去り、すぐ様その中へ手を入れると、
滑らかな感触を掌全体で味わった。
外気に触れた寒さのせいか、それとも彼に触れられたことからか、
彼女の身体がびくりと震えた。
佐助は寄せた唇で次々と白い肌を花弁で彩る。

「っつ・・・ぁ・・・」

吸い付かれる小さく刺すような痛みに、はまた、声を漏らした。
彼の手が次第に彼女の胸の膨らみへと移動し、こねる如くに揉みしだき始める。
互いの肌が直に擦れ合うことで、熱が急激に上昇していた。

「ぁっ・・・んっ・・・!」
「息・・・、もう上がってきてるぜ・・・。もっと啼いて、俺に声聞かせてよ。」
「佐助様・・・・・・・っっ!」

佐助は首筋から鎖骨にかけてゆっくりと舌を下ろし、
やがて胸の頂の蕾へと唇を寄せると、それを口へと含んだ。

「・・・っ・・・!」

既に硬さを帯びた突起を舌で転がし、甘噛みながら、
佐助の片手が再度移動を始める。

「俺様としたことが・・・もうあんたに触れるだけでやべぇんだけど・・・。」

自らも息を乱し、熱を伴う声音で彼は囁くように口にした。
そして、下降させた手が彼女の秘部へと到達する。

「・・・やっ・・・だ・・・佐・・・す・・・っあ!」
「濡れてる、嬉しいね・・・もあれだけでイキそうになったんだ?」
「そんな・・・ァッ・・・・・!!」


ぬらり。


内股。
の太ももを持ち上げた佐助の掌に半透明の蜜が絡み、滑る。
それを彼女に知らしめる為、彼はその脚に液を塗りつける如くして幾度となく撫で回した。
彼女は羞恥で染めた顔に更に瞳に涙を浮かべ、身を小刻みに震わせる。


ジュクッ・・・


「ァああっ・・・ふっ・・・ァ!!!」


佐助が内股に這わせていた手をの膣内へと挿し入れた。
びくり、と、今度は大きく彼女の肢体が脈打つ。
彼が指で感じるその中は、狭く、熱い。
呑み込まれる指は、彼が意図するまでもなく、ズブズブと沈んだ。

「んぁっ・・・ああァァ・・・アんっ!!」
「これなら・・・最初から指増やしても大丈夫だろ?」
「ふ・・・ゥっ!」

言った彼の指がしなやかな動きで蠢き、文字通りその数が増す。
佐助の指はそれにぞれに意思を持った様に動作すると、彼女の全てを翻弄した。


クチュッ
チュク・・・


響き渡る水音。
それによってより一層掻き立てられる互いの欲望。
舌で丹念にの乳房の弾力を弄び、指を巧みに蠢かせ、
佐助は彼女の言葉を待った。


「もう・・・私は・・・佐・・・・すけ・・・・さ・・・っま・・・ァッア・・・あ!」
「何・・・?・・・、おねだりしてくれんの?」


ニヤリ、と、笑んだ彼の唇に、は懇願の瞳を向ける。

「焦らされてんのは俺の方だって・・・あんた気付いちゃいねぇだろ・・・。」

苦笑と共に、だが余裕の含まれない声音で呟き、
佐助は硬くそそりたつ己が一部を彼女の花芯部へ押し当てた。

「息、止めといた方がいいぜ。」
「は・・・い・・・っ・・・アァあっぁあああっ・・!!!!!」


ズジュッ


刹那。
は膣内へと感じる異物感に、嬌声を上げる。
既に十分に潤っていたの膣内は、彼の一部を取り込む如く迎い入れた。

「クッ・・・入れた途端これか・・・マジで、参るね・・・!」

切なげに眉を寄せ、佐助は呟く。
妖しくしなる彼女の美しい肢体を目にし、噴き出す汗と芳香に彼は眩暈さえ覚えていた。
の艶やかに濡れた薄紅色の唇に口付けをひとつ落とし、更に彼は口を開く。

「動くぜ・・・、。」

コク。
頷くことだけで精一杯の表情の彼女が、小さく首を縦に振った。
それと同時にゆらゆらと彼が腰を使い始める。


ズッ・・・
ジュプッ。
ズポッ・・・・。


「はっ・・・んアっ・・・あアァァ!!!」
「力・・・抜けっ・・・・・・・・・!」

の唇から漏れる甘やかな悲鳴と、佐助の動きが呼応する。
緩急をつけている彼の腰が、次第に加速を増していった。


「気持ちイイ・・・?・・・、俺は良過ぎて・・・っ・・・困ってるんだけ・・ど・・・!」
「ふっァ・・・んゥっっ・・・!佐・・・・助・・・さっ・・・」


打ち付け、貫く律動に揺さぶられる彼女の身体が、ビクビクと跳ね上がる。
奥へ奥へとただ只管に最奥を目指す佐助のそれ。
快楽の絶頂は電流の様に同時に二人に襲い掛かる。


―ジュプッ。


互いの耳に届いた響き渡る程大きなその水音に、が弓なりに身体を逸らした。


ズッ。


「はっ・・・ク・・・っ・・・!」

眉間のしわを深めて佐助が自身を彼女の膣内から引き抜く。
ぬらぬらと煌く蜜が互いの内股を伝い畳に大きな染みを作っていた。
抜かれた彼の脈打つ一部は、熱く白濁した精液を彼女の腹へと吐き出した。
その熱を浴びながら、はぐったりと畳に背を付け、視線だけを佐助へと向けている。

「佐助・・・様・・・。」

か細い声で彼の名を呼ぶと、華奢な片腕を上げてそっと彼の身体に触れた。

「へっ・・・ちと調子に乗り過ぎちまったな・・・。」

佐助はそれに応えるように彼女の身体に覆いかぶさり、腕を回す。
互いの腹をぬらりぬらりと精液が滑りあった。
火照った身体は未だ、熱を発散できずに居る。

「佐助様・・・。」
「まだ足りねぇ・・・ってんだから、しゃーねぇな、俺もあんたも。」

余韻抜けきれぬ表情で相手を見つめやりながら、ふっ、と、同時に苦笑した。
擦れ合う精器がひくつき、どくどくと脈打っている。


「四六時中なんて求めちゃいねぇけど・・・この瞬間が永遠に続けばいいなんて・・・、
マジで俺ってあんたに相当イカレてる証拠だな。
・・・それでも俺に付き合ってくれる?。」


「・・・・はい、佐助様。はこれからもずっと、佐助様と。」


の答えと同時に、佐助は再び彼女の中へと入り込む。


甘い時に溺れながら、二人は互いの想いの深さをより感じ取っていた。


(終わり)



後書き
何だか・・・無駄に長々と・・・。いや、多くは語るまい。
では、ここまで読んで下さった方、本当に有難うございました。
因みにお題サイト様によると『24-7』は『いつでも』と同じ意味とのことです。
失礼します。


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