あらら、随分美人さんな武将だねぇ。あんたも戦バカに付き合って、コキ使われてるとこ?
だったら俺と同士だし、仲良くしようぜ。
やーれやれっと・・・、美人な上に刀の腕まで最高なんて、そそられちまうねぇ。
何でか、あんたには凄く興味そそられるわ、俺。まずは名前を教えてくんない?
あ、俺は猿飛佐助・・・って、知ってるか。俺様真田の旦那のお陰で有名人だからな。
・・・・・・おっと!会話中に得物振り上げんのは反則でしょ、ちゃん。
あ・・・・・・・。へっ、そ、実は俺、あんたのこと前々から知ってたりしてね。これでも忍びですから。
でもこの俺様としたことが・・・お仕事中だってのに、あんたに気を取られちまってさ。
なぁ、ちゃん、あんたさ、うちのお館様のとこで働く気になったりしない?
・・・なーんて、無理だよねぇ。やれやれ、こんな事まで口に出しちまうなんて、
俺も相当イッてる証拠かもな・・・。参るわ。・・・・・・・けど、これでも本気だからねぇ。
力に任せてってのはあんまり柄じゃねぇけど・・・。
悪いな、ちゃん、ここは・・・戦場のしきたりに従って、お宅の大将からあんたを頂くことにするぜ・・・。
私情で動くなんて、情けねぇったら、この俺様がよ。


(終わり)


後書き
拍手よりネタ提供頂きました、戦場での出会い、佐助ヴァージョン。
佐助は毎回手を焼かせてくれる・・・(涙)いい加減書き慣れてもいい頃なのに・・・。
温かい拍手を下さった有難い方々に感謝を込めて、本当に有り難う御座います。