・・・よ、そなたは余りにも無防備すぎる・・・。
我が気付かねばそなたはあの愚劣な猿にいいように弄ばれていたやもしれぬぞ。
フン・・・そうしてあの男を擁護する如き物言い、気に入らぬな・・・。ならば、そなたに問おう。
この暗闇の中で・・・あの愚劣な猿がそなたと二人きりになったとして、
あの男がそなたにやましい気持ちを僅かながらも持ち合わせぬと言い切れるか?
・・・・・・・ふっ、やはりな・・・。だからそなたは無防備すぎると申すのだ。
そなたは己のその日輪の如き美しさに気付いては居らぬ・・・それは我のみを惹きつけるに留まらず、
不浄なる者どもにさえ影響を及ぼす・・・。
この我がどれだけのそなたに心を砕いているかなど、思案さえしておらぬのだろう。
よ、我が心に広がるは今この場にある闇など比べ物にならぬ・・・。
だが、そなたの朝陽の如き微笑が我に救いと安堵をもたらすのだ・・・・。
そなたと共に歩むは我のみ、そなたの心に住まうは我のみで良い。
・・・ふっ、暗闇の中で些か饒舌になり過ぎた様だ。
そなたも雷(いかづち)の為か平生の勢いが失われている。
我の腕に身を任せよ、そなたの体を腕に抱く(いだく)は心地よい・・・。
フフ、今更何を恥らおうと申すのか。そなたの全ては既に我のこの身に刻まれている。
周囲の者など気にするに値せぬわ。この暗闇では視界に入ることすらままならぬだろう。
雷(いかづち)を恐れていると申すなら、我が鼓動に耳を傾けよ、我のみに集中し、そのぬくもりを与えよ。
・・・・・・・・・・フッ・・・許せ、。我は今暫く・・・この時を享受したいのだ・・・。
後書き
拍手より龍澤様よりネタ提供頂きました、台風で停電。そして何気に脱落者佐助、参加(笑)
毎回緊張する元就公・・・ど、どうでしょうか!?とにかく努力はしましたが(苦笑)
龍澤様、助かりました(笑)元就をご指名下さったお方も大変有難うございます。
ではでは温かい拍手、誠に有難うございました。失礼致します。